家系ラーメンは海外でも繁盛する？

香港の繁華街、コーズウェイベイ。高級店などが立ち並ぶ街の一角に、とある12月13日、家系ラーメン店がオープンしました。

日本の横浜から新しいジャンルのラーメンが香港初上陸とのニュースが流れました！

藤沢市が本社の松壱家の海外初店舗は、現地の雑誌などで大々的に取り上げられました。

豚骨ラーメンは知られているが、家系ラーメンも知ってもらえば、と海外でも勝負できると思われたそうです。

松壱家の創業者で、たくさんの飲食店を展開する、MGホールディングスの松野克成社長は振り返られました。松壱家は藤沢や茅ヶ崎市などに5店舗あったが、海外でのラーメンブームに刺激され、知人がいる香港への店舗進出を決められたそうです。

豚骨ラーメンは、福岡発祥の一風堂や一蘭など、たくさんの店舗が海外進出をしている。日本のラーメンは豚骨という認識が定着していました。

クリーミーなスープと細麺を特徴とするのが豚骨ラーメンだが、豚骨醤油のスープに太麺が持ち味なのが家系ラーメンだ。

スープも麺も違いがあるが、松野社長は丁寧に作れば必ず売れると、社員の佐藤さんを香港に送り込んだそうです。

麺や豚骨などの食材は日本から直送し、日本と同じ味を再現した。スープの味は認めてもらえたが、細麺に慣れている香港の人たちは太麺にはなじめなかったので、少し細麺に改良をした。

香港の人は、冷水を飲まない、冷房をがんがんにかけないと苦情が入るなど、思いもよらない環境もあったそうです。そんな試行錯誤の日々が続いたそうです。
佐藤さんは、お客様の意見を取り入れながら、香港向けにラーメンを進化させたいと努力を重ねる。

手に職をつけたいとラーメンの世界に入った松野社長にとって、家系ラーメンは人生の全てだそうです。

海外にも知ってもらい、これが日本のラーメンだと言いたいそうです。

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